横手市農商工連携協議会の目的
横手市は、米や野菜などの生産に適した土地があり、2021年の農業産出額は262億3千万円で8年連続秋田県1位、品目別でも野菜と果実でそれぞれ1位となっています。
この強みを活かし、農家の方と中小企業者がお互いのノウハウを活かし、商品やサービスに付加価値をつけることで、更なる産出額の増加、生産性の向上を促し、農業の継続力と地域の活力向上を目指します。
現状の課題
- 農家、中小企業者とも所属団体が異なり、情報共有が難しく協業のマッチングが進まない
- 企業は農業について、農家は企業についての情報が不足しており、ビジネス展開につながらない
- 中間加工分野の産業が弱く、技術力やノウハウが不足している
- 商品開発、販路開拓にかかる人的、資金的余裕がない
課題を解決するために
- 当協議会で共有した情報を農協組合員、商工会議所、商工会会員に提供し、情報不足の解消とマッチングの促進を図ります。
- 商品開発、販路開拓に利用できる補助金、助成金等の情報を提供するとともに、申請、実行まで伴走型の支援を行います。
協議会の活動
- 新商品開発 地域資源である農産物を活用した商品開発
- 事業連携 各組織の事業に協力することで効果を増大
- 付加価値向上 ブランド化や販促活動による付加価値の向上
日本農業の課題解決を横手から
日本は豊かな自然、豊富な水源により優れた農産物を産出している反面、食糧輸入大国でもあります。世界的に食糧難の時代が訪れるという予測もあり、わが国において農業生産額の維持、拡大は食糧安全保障の観点からも重要課題です。
しかしながら日本農業の現状は農業人口の減少、高齢化による担い手不足などの問題が立ちはだかっている状況です。
横手市農商工連携協議会は横手市の農業の存続、発展と地域産業全体の活力向上を目指し、行動してまいります。
構成団体
活動記録
2023.6.14 第1回協議会会議 (横手商工会議所会館)
・協議会の設立
・各団体の活動について情報共有
2023.11.9 第2回協議会会議 (横手商工会議所会館)
・横手市における就農者の減少課題について情報共有
・各団体の取組について情報共有
≪農業で働きたい人と組合員(生産者)をつなぐ1日農業バイトアプリ「daywork」≫
1日農業バイト「daywork」デイワークは、1日単位から農業で働きたい人と組合員(生産者)をつなぐスマートフォンアプリケーションです。
2024.6.18 第3回協議会会議 (横手商工会議所会館)
・就農者の減少対策について
・農産品の付加価値を上げる対策について
・各団体の取組について